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製作記事1日日
◆2024/02/23 先ずは、フルバケ(Made in CHINA)の取付です。と言うのも、シートレール無しのダイレクト嵌め殺し仕様だからです。自分専用で一度位置が決まればそうそう動かす必要もないと思ったからです。 いきなり大問題発生です。中華製のなんちゃってフルバケに多分これも中華製のサイドステーを取付て、SUSフレーム材を組付けたのですが、この様(ザマ)です。 まぁ、中華製のシートとステーの組み合わせですから多少狂いの出ることは、想像できますがこれはあまりに酷すぎますよね?中華製×中華製は想像を絶する世界へと導いてくれます。仕方ないので、SUSフレームの強靭さとミクロン単位の精度を信じて力技で組み立てました。 そうそう、組み立ての際にはM8ロングリーチのレンチ有った方が良いと思います。また、電動工具は必要ないですよ。ボルトは決まった長さで短いですから指 で軽く最後まで回ります。(ただし、製造元が中華製のハンコン組み立てには必要です。ネジもフレームも精度が悪いので無理に入れる必要があるのではないで しょうか?) このシートとステーに関してはケチって中華製を買った私が悪うございました・・・。金銭的に余裕のある方は是非とも有名どころの純正品買うことをお勧めします。 次 は、ペダルですが、自分専用なので、シートとの距離は固定です。事前に実車で寸法を測ってフレームの長さも決めました。多くの市販品は1300mmのもの が多いような気がしますが、私のものは1200mm、ご覧の画像の位置でジャストしっくりいきました。ペダルの角度調整はFanatecペダルプレートに アタッチメントを付けることで調整可能ですので特別な機能は不要としました。 とにかく、このSUSフレームの精度は素晴らしいです。とにかく組んでいけば直角と水平はミクロンの狂いもないと思わせるほどです。事実、ソフトマットの 上で組んだとしても、フローリングの上でカタカタする事は無いです。(中華製はその可能性が有るので、直床で作業をした方がいいかもですね) 今回ほSUS社製品に惚れ惚れしました。とにかく精度抜群、強度は最強、ボルトナットもスルスル入り、締めればガッチリ!(ソープのおねーちゃんのごとく 如く笑)切粉も全く出ずに部屋を汚したり、皮膚に刺さったりすることもなく、フレームの切り口で血を流すこともなく、軍手で作業する必要もなく、どこかの 製品とは月と鼈ですね(使ったことないから知らんけど・・・) こ の辺でキャスター取り付けました。実は「完成後でいいかな?」って思ったのですが、この段階でもうかなり重いです。このボルトを上げ下げすることでキャス ターに成ったり固定台になったりします。ここは大型で頑丈なものものを使ったほうがよさそうです。(おそらく全部組みあがったら持ち上げられません!) まぁ、キャスター付ける意味は?と考えると掃除する時くらいかと思いましたが、組み立て途中でその真価を発揮しました。このコクピットの下をルンバが通れるようにかさ上げしました。(※キャスターは組み立ての際に必要と断言します。) SF20 40・120でセンターピラーを立てました。しかしここで反省点があ、外枠のSF240・80とこのピラーのジョイントをアングルL固定していますが、L 型アングルには溝の出っ張りがないので水平儀などで微調整しないと組み立ての段階では直立しません。やはりDブラケットLをダブルで使った良いと思いま す。 組み立ても佳境に入ってまいりました。上記のピラーにDELEというネットショップで購入した「Fanatec Podium DD1 / DD2およびCSLDD用のサイド調整可能なFanatecダイレクトドライブブラケット」でドライブモーターを取りつけました。 ハンコン自作でこの部分が一番の悩みどころです。フレーム材をスクエアにドライブモーターを組むことも容易ですが、いかんせん格好悪い!!!したがって上記の選択になりました。 も し、Fanatec GT DD Proでこれと同じものを使って自作しようとする方は注意が必要です。ブラケット幅は580mmと有りますが、DD PROを取りつけると全幅は560mmです。このブラケットとDD PROはダイレクトに取りつけられます。このキットには幅調整の金属板が4枚(5mm×4)入っていますのでそれを含めた寸法表記かと、したがって、設計の際には560mmです。大切なのでもう一度言います。560mmです笑 実は、自作しようと決めてこのブラケットにしようと思った訳ですが、このDELEと言うネットショップにメールで確認しました。
そうなると、フレーム材SF2 40・120で挟んだ寸法は580mmで設計する事になります。 しかし、過去に別件で痛い目にあってますので、おそらくこれも中華製、そして販売代理店のスタッフは全員が全員その商品に精通している訳でもなく、バイト のネーチャンが諸元表みて「580mmって書いてあるんだから580mmだろうよ!しつこいな、こいつクレーマーかよ!!」ってノリで返してきますからね 笑 今回は先ずこれをオーダーして、ドライブを実際に取り付けて実寸を確認しました。最初は言うとおりに580mmで設計しましたが、560mmに変更して事なきを得ました。 それよりなにより、560mmだとしても中華製だったら本当に560mmかどうかがイマイチ不安が残ります。 561mmだったら正確無比なMade in JAPANのSUS社のフレームなら1mm違うと入りません!!とにかく現物合わせが大切です。 さて、ドライブの取付ですが、Fanatecのホームページの取り付け寸法表(ドリルテンプレート)にはM6のTナットで取りつけるよう に指示されています。 しかし、このブラケットはM8ボルトですので、M6だとブラケットの取付穴を突き抜けそうです。だからと言って、規格品のワッシャーだとデカすぎて無理です。 だったら、SUS社のM8Tナット使えばいいんじゃないの?って事ですが、それ出来ないのです。フレーム材の溝幅には(約)8mmと10mmがあって8mm幅用Tナットの最大ボルトはM6です。 10mm幅TナットにはM8ボルトの選択が可能です。しかし、ドライブモーターの溝幅は(約)8mmですから、SUS社のTナットは最大M6までです。話がややこしいですが、SUS社TナットM8はDD Proのは使えません! 左からSUS社SF2 40シリーズの溝幅、真中はDD Proは8mmそして、このブラケットのフレーム材の溝幅は8mmです。ちなみに、SUS社の40mm×120mm(SF2 40・120)は規格が違うって事です。 要するに、市販されている中華製のハンコンコクピットにMade in JAPANのSUS社のフレームをSUS社の接合パーツを使って繋ぐ事が出来ないと思います。(まぁ、調べたわけじゃないが現物判断です)と言うことで、まとめると次の通りです。
今は違いますが我々オジサン世代は、「マツダ車買うとずっとマツダ車」って事のように、中華製のコクピット買うと、まぁそう言うことです。(随分意味違い ますが・・・笑) 例えばモニタースタンドを直付けしたくても、SUS社のパーツは基本的に使えません。SUS社のパーツで自作すれば数千円で作れますが、メーカーのオプションとして買うと2万円以上します。まさにボッタクリじゃないでしょうか?(知らんけど・・・・) それにしても、このF1ステアリングですが超絶カッコいいですね。その気にさせてくれるフォルムです。早く完成させてレースしたいですね。 モ ニター取付は40・40のフレーム材をアングルブラケットで挟む構造としました。予め40・40のフレーム材2本を柱に取り付けておいて、この重いモニ ターを持ち上げて、一旦フレーム材の上に乗せて仮止めしておくことができます。最後のVESAブラケットをフレーム材にダイレクトに取り付けようとする と、一人での作業は無理かもしれません。 モニターの取り付けはこんな感じで、頑丈に取り付けられてますので微動だにしません。ただ、このVESAの金具と言うかモニターとの取付ボルト、なんとM3です。今までM8ばかリだったので、マジこれで大丈夫?締め付けの時に力入れすぎてネジが切れないか心配しました。 ここまで最初のなんちゃってバケットシートに手こずりましたがあとは何のトラブルもなく約5時間程度で完成しました。ハッキリ言って8NmのDD Proじゃオバースペックです。その剛性感たるや「アーム筆入れ」の如く像が踏んでも壊れないだろうし、1ミリたりともひずまないんじゃないかと思います。 あと少しだけ作業は残ってますが今日はここまでです。 |